1. 患者さんが知りたいのは「待ち時間」
診療予約システムの中には、患者さんが「待ち順」しか分からないものがあります。普通に考えればわかるとおり、これでは患者さんに必要な情報を満たしているとは言えません。
例えば、順番待ちしようとした時に「10人待ち」と表示されていても、それが何分後かわからなければ、予定の立てようがありません。また、自分の待ち順が3番目になったらメールでお知らせしてくれるという機能があったとしても、実際のところ10分前なのか20分前なのかによって意味が違ってきます。というのは、患者さんがクリニックに到達するまでの時間は患者さんによって違うため、3番目という意味も患者さんによって異なるからです。3番目でちょうどいい患者さんもいれば、そうでない患者さんもいますが、それを患者さんが自分で判断するには「順番」では無理で、「待ち時間」という情報が必要になるのです。
2. 待ち時間がわからなければ、待ち時間の短縮はできない
診療予約システムの導入の目的のほとんどは「院内待ち時間の短縮」です。
この目的を達成するためには、当然「待ち時間」という情報が必要です。逆に考えると、待ち順しか表示されない診療予約システムは、何が本当の目的かわからないまま開発されたシステムだと言えます。診療予約システムを検討する際には、患者さんが本当に必要としている「待ち時間」という情報が表示されるものを選びましょう。
もちろん「診療予約2015」は、待ち順だけでなく待ち時間が表示できる診療予約システムです。
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